税金

40代からでも遅くない!積立投資で行う財産形成入門

2018年から新しい税制「つみたてNISA」が始まりました。証券会社や銀行などの広告やホームページを見ても、積立投資をすすめる内容が目立ちます。ここでは、投資の入り口として、広まっていく可能性がある積立投資法のメリットや方法をまとめました。これから財産形成を始めようという方は、ぜひ参考にしてください。

積立投資とは?

「積立投資」とは文字通り、ある金融商品を一定期間ごとに、少しずつ買って積立していく投資法のことをいいます。積立投資の反対語は、あるタイミングでまとまった資金を投入する「一括投資」です。積立投資は大きく分けて2種類あります。毎回同じ「量」を買う方法と、同じ「金額」を買う方法です。後者はドルコスト平均法と呼ばれます。

毎回「同じ量」を買う場合、その商品の価格が上がると、1回あたりの投資額が膨らむことになります。限られた収入の中でやりくりするには、あまり合理的とはいえません。そこで、一般的に積立投資では「同じ金額」を購入するドルコスト平均法が用いられます。例えば、ある投資信託を毎月1万円分買うという具合です。1口1円のときには1万口買うと1万円になります。また、1口0.5円のときは2万口、1口2円のときは5,000口を買うことになるのです。

積立投資のメリットには、「買うタイミングを悩まなくてよいこと」「手元に資金がなくても投資を始められること」です。価格下落時には取得単価が安いなるためたくさん買うことができ、価格の回復時により運用益が大きくなることなどが挙げられます。

積立投資に適した商品

積立投資(ドルコスト平均法)にもっとも適した商品は、投資信託です。なぜなら、株やFXなどとは異なり、毎月決まった金額を指定して買うことができるからです。多くの証券会社では、一度申し込めば、その後は毎月自動的に投資信託を購入してくれるような取引ができます。

特に、日経平均やダウ・ジョーンズ平均などの株価指数に連動するタイプの投資信託をドルコスト平均法で買い付けることは、おすすめです。効率的かつ長期的なパフォーマンスを狙える投資法として株式投資家のウォーレン・バフェットが師とあおぐベンジャミン・グレアムの書いた『賢明なる投資家』でも紹介されています。また、バートン・マルキール著の不朽の名作『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも有効性が強調されているのです。

『ウォール街のランダム・ウォーカー』の試算では、バンガード500というインデックス・ファンドに1978年1月に500ドルの投資を行います。以降毎月100ドルずつ投資していたら、1998年までの20年間で累積投資額の9倍になっていたということです。当時の米国と今の日本は経済状況が異なりますが、40代からサラリーマンを退職するまでの20年間で十分な財産を作ることも決して不可能ではないでしょう。

積立投資のやりかた

積立投資をするのは簡単です。銀行や証券会社で口座を作って、買いたい投資信託と金額、期間などを伝えることで投資ができます。多くの金融機関ではインターネットで申し込むことも可能です。さらに、投資を有利にするには、税制上優遇される「つみたてNISAの口座を開設」して、そこで行うとよいでしょう。購入した年から20年以内に売却すれば、利益に税金がかかりません。(投資可能額は年間40万円まで)

iDeCo(個人型確定拠出年金)も節税メリットの大きい積立投資です。購入した年間の拠出金はその年の所得から控除できるため、所得税の節税になります。運用益も非課税などメリットも多い傾向です。(受け取るときには税金がかかります)

もし、副業などで給与以外に見込める一定の収入がある場合は、その一部でiDeCoを使った積立投資を検討してみることもおすすめです。節税対策になるうえ、将来の財産形成にも役に立つことでしょう。

積立投資はいつ始めても遅くない

積立投資は少しずつ金融商品を買う投資法のことで、よく使われるのは同じ金額を一定期間ごとに購入するドルコスト平均法です。特に、株価指数に連動するタイプの投資信託にこの方法で投資することは、効果的な資産運用法として古くから知られています。つみたてNISAやiDeCoなど、税制の優遇を受けられる制度のラインナップが増えてきているので、積立投資をしやすい環境といえるでしょう。財産形成の一環として、まずはコツコツと積立投資を今から始めてみてはいかがでしょうか。
 

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