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マンション経営の基本
2018/06/15

ローリスク運用のすすめ。投資で重要なのは「減らさない」こと

(写真=Gustavo Frazao/Shutterstock.com)
(写真=Gustavo Frazao/Shutterstock.com)
「空室リスク」「金利上昇リスク」「天災リスク」など、マンション経営にはさまざまなリスクがあると言われています。これらのリスクは「損をする可能性」といった意味で使われることが多いようですが、金融商品の運用におけるリスクはこれとは少し意味合いが違います。投資の目的から考えて、最も重要なのは資産を減らさないことではないでしょうか?そのために必要なローリスク運用は、どうすればできるか考えてみます。

投資におけるリスクとは

日常生活においてリスクというと、「危険性」や「損する可能性」または「不確実性」などを表します。金融商品のパフォーマンスを表す場合において、リスクとは「価格の変動性」のことを指します。価格が下がることだけではなく、上がることもリスクなのです。

例えば投資信託においては、リスクを表す標準偏差という指標があります。過去の価格のばらつきを数値化したもので、大きければ大きいほど、リスクが高いと言えます。

大きな損を取り戻すためには長い時間がかかる

リスクが高いということは、逆に大きく利益を上げる可能性もあるということです。得するか損するかはやってみなければわかりませんから、ハイリスクとローリスクのどちらがいいかとは言い切れない部分があります。それでは、リスクが高いことの何が問題なのでしょうか。

ハイリスクな資産運用の問題は、もし価格が損する方向に動いた場合、その損を取り戻すのには長い時間がかかることです。

例えば、価格が月ごとに半々の確率で+20%か-20%になる金融商品があったとします。2ヶ月運用したとして、ケースごとに元本に対するリターンを見てみましょう。

●勝ち、勝ちの場合

1.2×1.2=1.44
元本に対して1.4倍になります。

●負け、負けの場合

0.8×0.8=0.64場合
元本に対して64%になってしまいます。

●勝ち、負けの場合

1.2×0.8=0.96
トータルで4%の負けです。

●負け、勝ちの場合

0.8×1.2=0.96
こちらもトータルで4%の負け。

買っても負けても変動する値は同じ20%なのに、この運用で最終的にリターンを生むパターンは4つのうち、2ヶ月連続で勝った場合のみということになります。

何を言いたいかというと、価格変動リスクが高い商品は勝ち続ければ元本を大きく増やすことができますが、1回でも負けるとその損を取り戻すのには時間を要するということです。投資は「勝つ」ことよりも、「負けないこと」が重要なのです。

ローリスクな投資の例

では、「負けない」「負けにくい」投資をするために重要なことは何でしょうか。それは、価格変動性の低いローリスクな運用をすることです。つまり、価格の変動がほとんどないか、あっても問題にならず、一定の収益を継続できる運用です。具体的には次のようなものがあります。

●債券
債券は満期まで保有していれば額面の金額で返ってきます。そのため、一定の金利を得ながら価格変動リスクを排除できるという非常に低リスクな金融商品です。公社債投資信託もこれに近い性質があります。

●保険
保険と資産運用とではぜんぜん違うではないかと思われるかもしれませんが、将来のリターンを期待してお金を人に預ける(モノと交換する)という意味では同じです。予定利率が設定されている個人年金保険や生命保険は、ローリスクな投資といえます。

●不動産
不動産投資のリターンは家賃収入ですが、家賃は人の生活と直結するため、大きく変動することありません。空室がある間はお金が入ってきませんが、一度入居されると数年間は継続する可能性が高いものです。収支計画を立てる時点で一定の空室率を考慮しておき、適切な管理を行えば、高い確率でリスクを回避できます。基本的に不動産価格は債券よりも変動が激しいものですが、家賃による継続収入を前提としていれば、あまり関係のないことです。

将来への備えはローリスク運用で考えよう

資産運用で大事なことは元本を減らさないこと。失ったお金を取り戻すのには、長い時間がかかるからです。そのためにおすすめなのは価格変動のリスクを抑えるローリスク運用です。例えば受け取る額が決まっている債券や保険、継続的な収入を目的とした不動産投資などが挙げられます。
 

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