不動産投資が資産形成に最適な理由とは?世界有数の大富豪たちから学ぶ

「フォーブス世界長者番付」というランキングをご存じでしょうか。アメリカのフォーブス社が毎年3月に発表している、世界上位1,000~2,000名のお金持ちのランキングです。このランキングの上位に常に顔を出す大富豪たちの多くも、不動産投資をしています。世界有数のお金持ちたちから、資産形成の秘訣を学んでみましょう。

元・世界一の大富豪:カルロス・スリム

メキシコの通信会社「テルメックス」などの会長を務めるカルロス・スリム氏は、2010~2013年のフォーブス世界長者番付で1位に輝いた大富豪です。(2018年版では第7位)スリム氏は、8歳のころから父親が経営する雑貨店を手伝い始め、雑貨店の仕事のかたわら毎週日曜日にはキャンディーを売る屋台も出しました。12歳で株式投資を始め、大学卒業後は証券取引所で働きます。

結婚後は、アパート経営も始めました。彼がアパートを建てた土地は、亡き父親から引き継いだ土地でした。広い土地に大きな新居を建てて自分達だけで住むよりも、自分達はアパートの一室に住み、残りの部屋を他人に借りてもらった方がお得だと彼は気付いていたのです。スリム氏は所有物件を次々と増やして行き、企業買収にも積極的に取り組みました。現在では、通信会社・不動産開発会社・投資会社など、複数の大企業を所有する大資産家となっています。

総資産約360億ドル:香港の大資産家・李嘉誠

香港の財閥「長江実業」の設立者である李嘉誠(リー・カシン)氏は、香港一の富豪として知られています。2018年のフォーブス香港長者番付では1位、世界長者番付でも23位にランクインしています。1950年代に造花工場を経営していた李氏は、工場を賃貸で借りていました。固定費を抑えるためにも、彼は長期契約で工場を借りたかったのですが、工場のオーナーは長期契約を嫌いました。

オーナーは、契約更新時の家賃引き上げを狙っていたのです。対策として李氏は自社ビルを建設し、自社工場が利用する階以外を賃貸用物件として貸し出しました。この件で彼は不動産賃貸業の収益性の高さを知りました。景気後退や社会不安で不動産価格が暴落するたびに、彼は所有物件を買い増していきました。今では、世界52ヵ国に30万人以上の従業員を抱える巨大財閥を率いています。なお、李氏は2018年5月には長男に事業を引き継ぎ、引退する予定となっています。

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約7,000億円の資産を持つ、森トラストの森章社長

六本木ヒルズなどを手がけた森ビルのグループ会社、森トラストの社長・森章氏は、2018年のフォーブス日本長者番付で5位に入っています。森ビルの前身「森不動産」は、森章氏の父・森泰吉郎氏が設立した会社です。不動産業の始まりは祖父の代までさかのぼります。森章氏の祖父は、米屋と平行して貸し家業を営んでいました。

森不動産は、他の不動産会社が興味を持たないような裏通りの土地を購入し、表通りの所有者と共同で貸ビルを建設しました。建築家と一緒に建築コストを下げる革新的な方法を考案したり、快適なオフィスに必要な設備をいち早く導入したり、付加価値の高い貸しビルを次々と開発しました。今日では、森トラストを含む森ビルグループは日本最大級の不動産ディベロッパーとして、数々の先進的なオフィスビルや複合施設を運営しています。

お金持ちはなぜ不動産投資を好むのか

これまで見てきた大富豪たちに共通している点は、本業で蓄えた資金を不動産に投資することで加速度的に資産を増やしてきたという点です。また、不動産の値上がりや転売による売買益を狙うのではなく、所有物件を増やしていくことで安定的な家賃収入を得ている点も共通しています。小売業や製造業などの売り上げは、景気変動の影響を受けやすいです。

一方で、不動産賃貸業は複数年単位での契約が基本となるため、家賃収入の変動はそれほど大きくはありません。本業に注力しながらも副業として行える不動産投資は、収入源を増やすための手段として非常に優れているといえるでしょう。

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